■ ID | 177 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 産業廃水の生物学的窒素除去における塩濃度と亜酸化窒素発生量との関係 |
■ 著者 | 三上真樹生
早稲田大学理工学部 福本悠介 早稲田大学理工学部 野田尚宏 早稲田大学理工学部 常田聡 早稲田大学理工学部 平田彰 早稲田大学理工学部 木持謙 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)日本水環境学会 |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第36回日本水環境学会年会、平成14年3月15日 |
■ 抄録・要旨 | 貴金属回収工程で大量に排出される硝酸およびアンモニア含有廃水の生物処理において、この産業廃水に特異的に含まれている塩濃度が、硝化および脱窒の各工程時のN2O発生特性に及ぼす影響について解析評価した。実験には嫌気好気循環型活性汚泥法のベンチスケールリアクターを用い、添加塩濃度を0%から段階的に1.6%まで上昇させて検討を行った。
その結果、硝化率および窒素除去率については、塩濃度増加前後において全体的に大きな変化は見られず、窒素除去率で90%以上の良好な処理能を示した。しかし、N2O発生特性については、特に硝化工程で塩濃度の影響を受けやすいことが明らかとなり、産業排水処理工程におけるN2O発生抑制手法の開発が今後必要であるものと考えられた。 |
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